安心安全な食品、健康によい食品とは何か?
世の中には安心安全、健康によいと謳う食品がありふれています。ただ、数値を明確に示しているものは、ほとんど存在しておらず曖昧な状態です。
明確なデータがあり、数値が表示されていて、健康に寄与する根拠がある、そのような食品が登場すれば生産者、流通関係者、消費者にとって、その食品を取り入れる明確な理由があるのではないでしょうか。
それを実現するには「抗酸化」が重要なキーワードになってくると我々は確信しています。
多くの生産者、流通関係者、消費者に「抗酸化」を受け入れていただくことを目標に「一般社団法人抗酸化研究所」は日々研究しております。
コンセプト
「抗酸化溶液=Antioxdant Liquid(AOL)で世界の課題を解決する」これがコンセプトです。
生産者、流通関係者、消費者の観点での農作物における課題を挙げてみます。
生産者:儲からない、重労働、後継者不足、差別化
流通関係者:鮮度保持、差別化、安定供給、食品ロス
消費者:農薬、食品ロス、選択できない
これらの課題を解決する手段の一つとしてAOL(抗酸化溶液)があります。
AOLを用いれば作物や加工食品の抗酸化力が向上し、それを摂取するヒト、動物の活性酸素濃度を低減させることができ、最終的には免疫力向上につながると期待されています。
AOLの具体的なメリット
・生産者
土壌改良に数年を要するとこはなく抗酸化力を持つ農産物を収穫することができる
今後IT技術などを組み合わせれば未病予防、安定的収穫、省力化を図ることが期待できます。
・流通関係者
抗酸化特性という客観的数値に基づいた価格設定が可能で、価格の根拠を消費者に明確に提案できます。
AOLを用いることにより鮮度を長く保つことが期待できます。
・消費者
食品を選択(チョイス)する根拠が抗酸化数値に絞られ明確になります。
どの程度の量を食べればいいのか明確になっていきます。
設立のきっかけ
安心安全な作物への期待があることは「The World of Organic Agriculture2020」のなかで、世界の有機農業の栽培面積は2018年末の有機栽培面積の合計は7150万haで、前年比3%の成長を示していることからも判ります。
2019年3月の農水産省による有機食品市場規模の推計よると、日本の有機食品市場は1,850億円(推計)となっています。1980年代から2000年代生まれの新しい価値観を持つミレニアル世代が今後、次世代のオーガニック消費に良い影響を及ぼすのではないかと期待されます。まさにこれから伸びる市場であります。
しかし有機栽培は明確なデータがないのです。
ないなら明確なデータを示せる食品を創っていこうとなったのです。
このようなことを踏まえ、AOLの推進、さらなる研究開発、認証制度などを推進するため「一般社団法人抗酸化研究所」を設立しました。
目的・活動内容
1.AOL農産物、加工品の臨床研究
大学などの研究機関と共同で抗酸化力の高い食品を摂取することによる身体機能の変化を研究する
2.AOL農産物の生産・流通の課題と改善のための研究活動
AOL農産物の生産量を拡大させる、食品ロスを少なくするため最適なタイミングでの流通の仕組みと、流通(ロジスティクス)の最適化を図る、ことを研究する
3.AOLの規格・標準化
AOLの認証制度確立を目指す
4.AOL特許・商標の管理
AOL関連の商標申請、特許申請および管理運営
5.市場規模の把握
AOL農産物や加工品の市場を拡大させるために、会員の協力のもと、AOL農産物だけではなく有機農産物の市場規模や実態を調査する
6.サポート
AOLの生産者や加工者に向けて、AOLに関する情報やサービスの提案を行い運営のサポート